宮城県仙台市で、80代の女性が2日にわたりあわせて700万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。警察が注意を呼びかけています。

特殊詐欺の被害に遭ったのは仙台市青葉区の80代の女性です。

警察によりますと、6月24日、女性のもとに「会社のカードや書類等が入ったカバンをトイレに忘れてしまった。なんとかお金を準備しなくてはいけないから500万円用意してほしい」などと電話がありました。

女性はその話を信じ、自宅に訪れた上司の甥を名乗る男に現金500万円を手渡しました。

その翌日にも「やっぱり200万円足りなかった」と連絡があり、上司の甥を名乗る男に現金200万円を手渡したということです。

27日に、女性が親族に電話で確認し被害が発覚。

警察は特殊詐欺事件として捜査を進めています。

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