立ち入り禁止の場所を走行する黒い車が、タイヤを滑らせながら旋回する「ドリフト走行」と呼ばれる迷惑行為を行う様子をカメラが捉えました。
動画撮影者は「いきなり『キキキキキーッ』と黒い車がドリフト走行を始めて。そういう行為は夜にやるのかと思っていたが、まさか昼間になる前から、あんなところでやる人がいたんだと」と、目の前で突然始まり驚いたと話します。
動画が撮影されたのは25日午前9時40分ごろ。この場所に現れた黒い車が、ドリフト走行を5分ほど繰り返したといいます。
現場は秋田市を流れる運河沿いにある、県の港湾事務所が管理する場所。近くに設置された看板には「関係者以外立ち入り禁止」と大きく書かれています。
まるで練習でもするように、同じ場所を何度も周回した黒い車。危険な場面もあったという。
動画撮影者は「自分の左隣に止まっていたトラックに突っ込みそうになっていた。危ないなと思ったあと、その場から退散したんですけど。ちょっとびっくりしました」と当時の状況を話します。
管理する秋田港湾事務所によると、ここは輸送貨物を一時的に保管するためのエリア。
ドリフト走行については、「港湾施設内での危険行為であってはならないこと。利用者の安全確保のため、警察と相談しながら対応します」と話しています。
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