石川・野々市市で3年前、中学1年の女子生徒が自殺した問題で、遺族は損害賠償を求め市を提訴しました。

この問題は2021年2月、野々市市の中学校に通う当時1年生の女子生徒が、いじめを何度も学校に相談していたにも関わらず、学校側が適切な対応をとらなかったため自殺したものです。

教育委員会が設置した第三者委員会は2023年2月、22項目にも及ぶいじめが継続され、自殺につながったとする報告書をまとめています。

27日、遺族は会見を開き、教師や加害生徒に処罰がないことなどを理由に、野々市市を相手に7200万円余りの損害賠償を求め提訴したと明らかにしました。

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