不法残留していたとして逮捕された28歳のベトナム国籍の男が、男子大学生が暮らすアパートの部屋に侵入した疑いで再逮捕されました。

 住居侵入の疑いで逮捕されたのは札幌市南区に住むベトナム国籍の無職の男(28)です。

 男は6月6日午前9時30分ごろから午後0時30分ごろまでの間、居住するアパートの別の階に住む20代の男子大学生の部屋に侵入した疑いが持たれています。

 警察によりますと、男子大学生は帰宅した際、男が部屋の中にいるのを発見、近くの交番に「部屋の中に知らない男がいた」などと駆け込みました。

 男がアパート内の別の階へ逃げ込むような音がしたと大学生が話していることから、警察が各部屋を確認したところ男を発見。在留カードを調べたところ留学目的の在留期限が約10日間切れていたことがわかり、その場で逮捕しました。

 住居侵入容疑について男は「Wi-Fiを使いたかったから」などと容疑を認めていて、鍵のかかっていないドアから忍び込んだとみられています。
 
 男はアパートの部屋で電気の使用を止められていて、携帯電話も自宅外で充電し使用しているような状況だったということです。

 警察が引き続き男から事情を聴き、事件当時の状況などを調べています。

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