大阪・関西万博に出展する独自のパビリオンの建設が遅れている一部の国に、博覧会協会が敷地を強制的に返却させる方針であることが分かりました。

独自パビリオンは、現在50カ国が出展を予定していますが、10カ国程度は建設業者すら見つかっていません。

関係者によると、博覧会協会がこうした国に現状を聴き取り、建設が間に合わないと判断した場合は、貸与している敷地を強制的に返却させる方針であることが分かりました。

これについて、一部の参加国からは困惑の声が聞かれました。

独自パビリオンを出展・ポーランドの担当者:
ポーランドのパビリオンは複雑。(開幕まで)間に合うかがすごく気になっている。どうしても(独自パビリオンの)実現まで行きたい。

また協会は、建設業者が決まっているものの開幕までに間に合わないと判断した国も返却の対象とする予定で、独自パビリオンの数がさらに減ることも予想されます。

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