全国Ｂ型肝炎訴訟・熊本弁護団の預り金を元団長が着服した疑いがある問題をめぐり、妻で会計担当の弁護士も関与した疑いで懲戒請求されていたことが分かりました。
１億円以上の預り金について使途不明が発覚している熊本弁護団をめぐっては内川 寛元団長が約９０００万円の私的流用を認めています。
関係者によりますと内川元団長の妻で会計担当の弁護士についても、着服に関与した疑いがあるとして弁護団が県弁護士会に懲戒請求したということです。
今後、県弁護士会の『綱紀委員会』が調査を行い、処分を検討します。
弁護団の聞き取りに元団長は「事務所の経費や住宅ローンなどに使った」と説明した一方で、妻は「関わっていない」と話していました。
元団長の妻はこれまでＴＫＵの取材に応じていません。
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