栃木県那須町の河川敷で2人の焼損遺体が見つかった事件で、現場付近に血痕のようなものや引きずられたとみられる跡が残っていたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、2人を車などで現場に運び、その後遺棄した可能性があるとみている。また、ガソリンのようなにおいのする缶も見つかったといい、関連を調べる。

捜査関係者によると、遺体は結束バンドで手足が縛られていた。顔には袋のようなものをかぶせられ、その上から粘着テープが巻かれていた。県警は死体遺棄事件とみて捜査している。

県警によると16日午前、那須町伊王野の河川敷で「マネキンのようなものが燃えている」という趣旨の通報が警察にあり、那須塩原署員が駆けつけて2人の遺体を発見。うち1人は住所、職業不詳の宝島龍太郎さん(55)と判明、もう1人は性別も不明で確認を進めている。

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