札幌市西区で2023年11月、軽乗用車のタイヤが外れ4歳の女の子に直撃した事故で、車の所有者の男は事故前、「違和感に気付き点検したが不具合がナットの部分だと思わなかった」と供述していることが新たにわかりました。
過失運転致傷と道路運送車両法違反の疑いで6月21日に送検されたのは、自称・江別市の会社員、田中正満容疑者(50)です。
田中容疑者は2023年11月、不正に改造した軽乗用車の点検整備を怠ったまま、知人に運転を依頼し、タイヤが脱輪して、歩道にいた4歳の女の子に直撃する事故を引き起こした疑いなどが持たれています。
捜査関係者によりますと、田中容疑者は事故の前に「違和感に気付き点検したが不具合がナットの部分だと気づかなかった」と供述していることが新たにわかりました。
現場周辺では左前輪のタイヤを固定していたナット5個全てが外れているのが見つかっていて、警察は点検の不備によりタイヤが脱落した可能性もあるとみて捜査を進めています。
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