福岡県春日市の男性が、マッチングアプリで知り合った人物から勧められたウソのネット通販ビジネスで約8000万円をだまし取られていたことが分かりました。
春日警察署によりますと、春日市のパートの男性(68)は今年2月上旬、マッチングアプリで知り合った女性名義のアカウントを使う人物から、SNS上で「サイトにストアを開店させ商品が売れた際に代金を立て替えれば30パーセント上乗せして入金される」などとウソのネット通販ビジネスを紹介されました。
その後、男性は、ストアを開設。
カスタマー担当を名乗る人物から指定された口座に送金したところ、サイト上では利益が出ていたことから信じ込み、今年3月から6月12日までの間に32回送金し、あわせて約8000万円をだまし取られました。
男性が、さらに現金をつぎ込もうと、株の売却を証券会社に相談した際に、担当者が詐欺に気付き、被害が発覚したということです。
アプリやSNSを使った詐欺事件は全国で多発していて、警察では「安易にSNS広告の投資話に乗らない」「面識のない人からの投資話を信用しない」など注意を呼び掛けています。
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