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 平年を上回る暑さが続き、街中で日傘を差す人の姿が増える中、小学生の女子の7割が日傘を使いたいと考えていることが分かった。医療脱毛専門院の「リゼクリニック」のアンケート調査によると、小学生女子の9割近くが「日焼けをしたくない」と回答。過酷な暑さや日焼けを避ける意識が子どもたちの間で高まっているようだ。

 調査は5月14日~6月14日に、小学4~6年生、中学生、高校生の女性400人を対象にインターネットで実施した。

 「夏、通学やお出かけに日傘を使用したいか」という質問に対し、「使用したい」と答えた小学生は70%で、「すでに使用中」も10%いた。「興味なし」は20%だった。日傘を使用中の中学生は18・2%、高校生は35・5%で、年齢が上がるほど使用率が高かった。

 日傘を使いたい(使う)小学生に理由を複数回答で尋ねると、「日焼けしたくない」が79・2%で最多。「直射日光がまぶしい」と「肌をきれいに保ちたい」がいずれも58・3%、「暑い」は54・2%だった。

 また「夏の日焼けをどう感じるか」との問いには、小学生の86・7%が「日焼けしたくない」と回答。中学生と高校生では95%超に上った。

 同社によると、子どもの皮膚は薄く、大人と比べ紫外線の影響を受けやすいという。「紫外線は晴れた日だけではなく曇りや雨の日でも降り注いでいるので注意するようにしましょう」としている。【井口彩】

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