新潟県上越市は市内の認定こども園で職員が鶏卵アレルギーのある園児に鶏卵が含まれる洋菓子を提供する食物アレルギー事故が発生したと発表しました。

6月12日、上越市内の認定こども園が午後のおやつ時間に鶏卵アレルギーのある園児に鶏卵が含まれる洋菓子(カスタードタルト)を提供しました。その後、児童が腹痛を訴えたことから誤食に気がつき、看護師が抗アレルギー薬を投薬。園児は保護者により医療機関を受診し、翌日かかりつけの専門医を受診しました。

市によりますと、職員が洋菓子のアレルギー成分を確認しなかったことが事故の原因だとしています。

上越市は去年9月に発生した小学校での食物アレルギー事故を受け、再発防止の取り組みを進めていた中で今回の事故が起きたとして、来週臨時の検討会を開き、再発防止に取り組むとしています。

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