福島県矢吹町のタクシーがコロナにより休業を余儀なくされたと虚偽の申告をして、8千万円あまりの助成金を不正受給していたことが発覚した。

福島労働局によると、矢吹町のタクシー会社「矢吹タクシー」は、2020年4月から2023年2月までの約3年間にわたり、実際には休業していないにもかかわらず、「コロナにより休業を余儀なくされた」との虚偽の申告をした。

これにより8千万円あまりの助成金を不正受給したという。

福島労働局の調べに対し、会社は不正受給を認め返還の意思を示しているということだが、大部分はまだ返還されていない。

福島労働局によると、悪質性の程度により刑事告訴するケースもあるということで、「返還状況を踏まえながら今後の対応を検討したい」としている。

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