今年は7.13水害から20年となります。新潟県見附市の中学校では災害発生時を想定した「マイ・タイムライン」を作る教室が開かれました。

見附市の今町中学校で開かれたのは、防災行動計画「マイ・タイムライン」を作る教室です。

2004年7月13日に発生した7.13水害から今年で20年。

今町中学校から数百メートル離れた位置で刈谷田川が決壊し、長岡市中之島地区で浸水被害が多く発生しました。

この水害の教訓を後世につなげようと企画された教室には1年生約60人が参加しました。

【記者リポート】
「こちらがマイ・タイムラインの用紙です。自分の家が浸水区域にあるか、避難所はどこかなどを確認した上で、災害の発生時にどのような行動を取るべきなのかを考えます」

マイ・タイムラインとは、災害時に自ら命を守るためにとるべき行動を時系列的に整理した計画のことです。

生徒たちはハザードマップで自分の住む地域の危険性などを確認しながら計画を作成し、避難する前や避難時に注意すべき点を話し合いました。

【生徒】
「(避難時に)これもいるの?みたいな、そういうものも色々とあった。自分が普段知らないこととかも知れてよかった」

【生徒】
「(水害発生時は)まだ生まれていなくて知らなかったことが多かったので、早め早めに行動したらいいかなと思う」

教室の成果は8月のシンポジウムで報告されます。

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