愛知・名古屋市の自動車販売店で14日、防犯カメラの死角からタイヤを盗む“タイヤドロボー”の男が撮影された。
タイヤドロボーは死角から右手を伸ばし、次々とタイヤを窃盗。
しかし盗みを働くうちに、顔が映ることも気にせず、堂々と犯行に及ぶ姿が記録されていた。
盗人の右手がひょっこり!
名古屋市守山区の自動車販売店の防犯カメラに、カメラの画角の右端から“ひょっこり”生えた刃物を持った手が、手際よくタイヤの商品カバーを切り裂く様子が撮影されていた。
この記事の画像(11枚)どうやら防犯カメラの死角を把握していて、身を隠しつつ盗む狙いがあったようだ。
男はあっという間に商品カバーをめくり、中にある商品のタイヤを持ち出し始めた。
2本目を盗む際も、カメラの死角を把握している様子で、右手と頭の一部しか映らない。
防犯カメラの死角を把握した犯行と思いきや…!?
防犯カメラの画角を完全に把握しているようにも見える“タイヤドロボー”。
しかし、3本目を持ち去ろうとした次の瞬間、タイヤドロボーがついに顔を現した。
どうやらタイヤを盗んでいくたびに次のタイヤの位置が低くなり、体を前かがみにしなければ手が届かなかったようだ。
最後のタイヤを盗む際には、防犯カメラもお構いなしに、フェンスに乗り上げて身を乗り出す男の姿がはっきりと記録されていた。
異様な窃盗劇に店長は…「不気味」
被害に遭った自動車販売店の店長は、今回の犯行について「不気味だなと感じました」と、犯人に対し、不快感をにじませた。
店長は続けて、「1週間以内だったりとか、そのあたりで戻していただければ。そうじゃなければ被害届等も出して今後の対策も考えようかな」と語り、出頭を促している。
被害額は約6万円で、警察に被害を相談しているという。
(「イット!」 6月19日放送より)
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