愛知県安城市で去年12月、金属製の部品が軽乗用車の天井に落下した事故で、部品は近くの工場から飛んできた「スクラップ」だったことがわかりました。

 去年12月25日、安城市東栄町の交差点で起きた事故では、信号待ちをしていた軽乗用車の天井に、直径10センチ・重さ600グラムのドーナツ状の金属製の部品が落下しました。

 衝撃で天井に穴が開いたほか、外れたルームミラーが運転手の女性(当時48)の腕に当たり軽いケガをしました。

 その後の捜査関係者への取材で、落ちてきた部品は近くの工場で仕分けされていたスクラップが誤って敷地外に飛んだものだったことがわかりました。

 警察は、仕分けをしていた作業員を先月、業務上過失致傷の疑いで書類送検したということです。

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