17日から県内に降り続いた大雨はやみ、線状降水帯が発生する恐れはなくなりました。気象台は、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあるとして、土砂災害に注意を呼びかけています。

県内は、東シナ海から日本の南に伸びる梅雨前線の影響で、17日から18日朝にかけて大雨が降り、一時、線状降水帯の予測情報が発表されました。

降り始めからの雨量はえびの高原で231ミリ、小林市野尻で137.5ミリ、椎葉村で119ミリ、日南市深瀬で118ミリなどとなっています。

気象台は、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあるとして、日南市では昼過ぎにかけ土砂災害に注意を呼びかけています。

県や各市町村によりますと、今回の大雨によるケガ人や土砂崩れなどの情報は入っていません。

串間市では、高齢者等避難を発令していましたが、18日朝に解除。ピーク時には34人が避難していたということです。

また、JR九州では、日豊本線の宮崎〜鹿児島間で運転を見合わせるなど、一部、運休や遅れが出ているということです。

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