北海道旭川市で女子高校生が川に落とされ殺害された事件。コンビニで助けを求めた高校生を容疑者らが「この子はおかしくなっているので取り合わなくていい」などという趣旨で店員に説明していたことがわかりました。
2024年4月、北海道留萌市の女子高校生、村山月さん(17)が旭川市の神居古潭で橋から落とされて殺害された事件。
殺人の疑いで旭川市の内田梨瑚容疑者(21)と女(19)が逮捕されましたが、殺害現場は「ある条件」を満たす場所だったことがわかりました。
「橋の周りに防犯カメラがなく人目につかない場所だと知っていて、女子高校生を連れて行った」(内田梨瑚容疑者)
村山さんを「人目につかない場所」まで連れて行ったという内田容疑者。
19歳の女については自らの『舎弟』と表現し「自分が誘った」などと供述しました。そして捜査関係者によりますと、殺害現場に着いてから1時間もかからない間に村山さんを橋から落とし、逃走したとみられています。
背景にあるのはSNS上のトラブルです。
村山さんは内田容疑者が写る画像を無断でSNSに使用し、金品などを出すよう脅されていました。
やりとりをめぐって内田容疑者は警察にこう説明したといいます。
「やりとりしている時の言葉遣いが気に入らなかった。呼び出して謝罪を求めたが失礼な態度を取られた」(内田容疑者)
そして内田容疑者ら男女4人で4時間ほど、村山さんを車で監禁。
途中のコンビニで助けを求めた村山さんを内田容疑者らが「この子はおかしくなっているので、取り合わなくていい」という趣旨で、店員に説明していたこともわかりました。
「高校生に謝らせた」「その後高校生は帰って行った」(内田容疑者)
事件後、複数の友人にこんなメッセージを送っていたという内田容疑者。警察は事件を隠蔽しようとした疑いも含め調べています。
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