北海道留萌(るもい)市の女子高校生(17)が橋から川に落とされ殺害された事件で、殺人などの疑いで逮捕された旭川市の無職、内田梨瑚(りこ)容疑者(21)らが車で同市内のコンビニエンスストアに立ち寄った際、高校生が店内に入って店員に助けを求めていたことが17日、捜査関係者への取材で判明した。内田容疑者らは「この子はおかしくなっているので取り合わなくていい」という趣旨の説明で店員を言葉巧みにだましていたとみられ、道警は詳しく調べている。
捜査関係者によると、内田容疑者らは4月18日午後11時半ごろから約4時間、高校生を車に監禁したとみられる。殺害現場について「橋の周辺に防犯カメラがなく、人目につかない場所だと知っていた」などと供述していることも分かった。
北海道警によると、内田容疑者らは18日夜、高校生と留萌市内の道の駅で初めて対面。翌19日に旭川市内のつり橋から約10メートル下の川に転落させ、殺害したとみられる。【伊藤遥、後藤佳怜】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。