山菜採りのために入山した89歳の男性が、家族の通報で捜索した警察により約5時間後に救助されました。
男性は「迷ってはいません」などと話しているということです。
北海道登別市の89歳の男性は6月12日正午ごろ、80代の妻と50代の息子とともに黒松内町の山林に山菜採りのため入山しました。
妻と息子は男性を残し車に戻りましたが、男性が戻ってこなかったことから約3時間後の午後3時ごろに「戻ってこないので迷っていると思う。探してください」などと警察に通報しました。
警察や消防が捜索したところ、入山から約5時間後の午後5時ごろ、警察のヘリコプターが男性を発見し無事救助しました。
男性は捜索にあたった警察官らに対し、「迷ってはいません。車も近くにあるし夢中になって山菜をとっていただけです」などと話したということです。
男性は、カゴいっぱいのワラビを持っていましたが、クマよけの鈴や笛のほか、食料や水、携帯電話は持っていませんでした。
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