愛知県豊川市の男性職員が、公務を通じて知り合った利害関係のある複数の業者などから多額の借金をしていたとして、懲戒処分を受けました。
豊川市によりますと、産業環境部農務課に勤める30代の男性職員は、所属している課と契約関係にある業者10人から計307万円、市の職員8人から計119万円を個人的に借金していました。
男性職員は「遊ぶ金や生活費に使った」と話していて、14日付で停職3カ月の懲戒処分を受け、依願退職するということです。
問題の発覚を受け、市は発注の経緯などを調べましたが、男性職員が業者に便宜を図るなどの不適切な事実は確認されなかったということです。
男性職員は今年2月にも業者や職員から合わせて計412万円を借金していたとして減給の懲戒処分を受けていて、報道を見た関係者からの連絡で、今回の事案が発覚したということです。
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