三原市の男性がSNSで知り合った人物の海外に住む息子の治療費名目でおよそ960万円をだまし取られる被害に遭っていたことが分かりました。

警察によりますと三原市に住む80代の無職の男性は先月初旬ころフェイスブックで知り合った女性を名乗る人物から軍事学校に通う息子が海外でけがをしたと言われ、その軍事学校の校長を紹介されました。男性は校長をかたる人物から治療費を要求され、指定された口座に現金およそ960万円を振り込んだということです。
さらに数百万円を要求された男性が金融機関で現金を振り込もうとしたところ、職員が不審に思い、警察に通報しました。

女性を名乗る人物は実在する医療団体をかたってフェイスブックに投稿していたということです。
警察はSNSで知り合った相手に恋愛感情や親近感を抱かせてお金をだまし取る「SNS型ロマンス詐欺」とみて詳しく調べるとともに注意を呼び掛けています。

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