秋田県大仙市で男性が何者かに現金を奪われたとして警察が捜査していた強盗事件は、虚偽申告だったことが分かった。

事件は、5月31日夜、県南部の40代の男性会社員が「大仙市大曲の路上で後頭部に衝撃を感じて気絶している間に、現金約30万円がなくなった」と届け出たもの。

警察は強盗事件として捜査したが、聞き込みなどと男性の話が食い違う点があり、改めて話を聞いたところ、男性は「強盗事件は作り話だった」と話したという。

警察によると、男性はカラオケ機器などのレンタル代の集金のため、複数の飲食店を訪れていたのは事実だという。

警察は、「虚偽申告罪」での立件も視野に調べを進めている。

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