新型コロナウイルス対策の緊急雇用安定助成金およそ77万円をだまし取ったとして、石巻市の団体代表の男(60)が詐欺の疑いで逮捕されました。

警察によりますと、男は新型コロナウイルス対策の緊急雇用安定助成金をだまし取ろうと、宮城労働局に対してうその内容で申請し、おととし8月から去年3月までの間、8回にわたり、合計およそ77万円を不正に受給した疑いがもたれています。

男は今年5月にも雇用調整助成金およそ200万円をだまし取ったとして逮捕され、処分保留となっています。宮城労働局から「助成金を不正受給している法人がある」と警察に相談があり、事案が発覚。警察は捜査に支障があるとして男の認否を明らかにしていません。

男は、東日本大震災で被害を受けた地域で、食を中心としたサポートなどを行っていた団体の代表を務めていたとみられています。

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