「老人ホームにあなたの名義を」。愛媛県松山市の高齢女性が介護福祉業者などを名乗る男からウソを電話で言われ、現金約1100万円をだまし取られました。警察が12日に被害届を受け特殊詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは松山市内に住む70代の女性です。
警察によりますと女性は4月に介護福祉業者を名乗る男から電話がかかり、松山の老人ホームに入る希望者のため名義貸しを求められ、「名義変更に必要な1000万円は用意する」とウソを言われました。
このあとも損害保険会社や弁護士を名乗る男から電話があり「裁判所にお金を預ける必要がある」などのウソを信じ、松山市内の金融機関やスーパーのATMから現金50万円を毎日引き出し、合計約1100万円を指定された住所に宅配便で送りだまし取られました。
女性は娘に話してだまされたことに気づき警察が被害届を受けました。警察は「老人ホームなどの入居権を譲るよう求める電話は詐欺の手口」として注意を呼びかけています。
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