新潟・南魚沼市で登山中に遭難した70代の男性の、緊迫の救出映像が公開された。

11日午前11時過ぎ、新潟・南魚沼市にある巻機山の雪渓で、救助対象の男性を警察のヘリコプターが発見した。

救助隊：
救助しますよ？離れてください。

救助されたのは、東京・東村山市に住む70代の男性。
登山中に遭難し、2日ぶりに救助された。

男性は9日に帰宅する予定だったが、帰ってこないことを心配した家族が警察に届け出た。

登山の目的地は、自宅にあった男性の日記に「巻機山に向かう」と記されていたという。

これを受け、警察が巻機山の登山口を調べたところ、男性のものとみられるテントが残されていたほか、登山届に男性の名前があったという。

警察と消防による10日の捜索では発見できず、警察は11日、ヘリコプターで上空から捜索。
午前11時過ぎに男性を発見した。

救助隊：
脇締めてください。絶対離さないでくださいね！

男性は道を間違えて滑落。
左足首をねん挫したため、動けなくなっていたという。

男性は意識もあり、命に別条はなかった。

携帯電話の電池が切れ、連絡が取れなかったという男性。
警察は、登山に向かう際は連絡手段を確保することなど、注意を呼びかけている。

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