許可なく運送業を営むなどした疑いで、福岡県内のトラック運転手の男らが摘発されていたことが分かりました。
貨物自動車運送事業法違反の疑いで16日までに摘発されたのは、福岡県宇美町のトラック運転手の男ら5人。
5人が無許可で運んでいたとみられるのはアサリです。
警察によりますと、5人は去年8月から10月の間に、アサリに加えアンコウなどを山口県下関市から関東方面などに多い人で36回にわたり運送し、最大560万円ほどの報酬を得た疑いが持たれています。
警察がこのうち1人を追跡したところ、下関市から関東方面までほぼ休みなしで14時間以上走行していたということです。
事件を巡っては、5人に運送を依頼した福岡県筑後市の運送業の男ら3人も摘発されていて、警察の調べに対し、「働き方改革で、勤務時間が管理される正規のドライバーでは事業が回らなかった」と話しているといいます。
運転手5人は、以前から無許可での運送を行っていたとみられ、うち3人はすでに罰金刑を受けているということです。
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