■京都市がコールセンター業務委託の会社の元社員2人を逮捕

京都市から新型コロナウイルスのワクチン接種のコールセンター業務を委託されていた業者が委託料を過大請求していた問題で、警察は元社員ら男2人を逮捕しました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、「日本トータルテレマーケティング(NTM)」の元社員東幹雄容疑者(47)と三浦俊介容疑者(42)です。

■勤務時間を水増し 市から約2700万円をだましとったか

2人は京都市から委託されていた新型コロナワクチン接種のコールセンター業務に関して、勤務時間を水増しするなどして、市からおよそ2700万円をだましとった疑いがもたれています。

■外部の調査委員会が『約8億9400万円』の過大請求認定

この問題をめぐっては、外部の調査委員会が2021年2月から去年3月までに「NTM」がおよそ8億9400万円を京都市に過大請求していたと認定していました。

東容疑者は「私が指示したり関与した覚えはない」と容疑を否認し、三浦容疑者は「私一人の指示でやったのではなく、東容疑者の指示で行いました」と話しています。

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