東京では10日も雨が降った。フジテレビ・川原浩揮気象予報士の解説。

週明けに「きょうも傘の心配しているな」という週が続いていたが、改めてカレンダーで雨が降った日を見てみると、4月22日からずっと月曜日で雨が続いている。

まとまって降った日もあまり降らなかった日もあるが、数えてみると8週連続、月曜日に雨が続いている。

たまたまだと思うところだが、実は理由もある。

春からこの時期にかけて、低気圧が西からやってきては雨を降らせているが、やってくる周期的なリズムが、ちょうど毎週月曜日くらいにきているというのが原因の一つになっている。

日本気象協会の2週間予報で見ていくと、今週晴れて暑い日が続きそうだが、17日にはまた雨マークがついている。

9週連続で雨になる可能性がありそうで、さらにこの日は上空に寒気がいるので、ゲリラ雷雨も心配されるほど、まとまった雨が降る可能性がある。

2016年に12週連続で月曜日に雨が降るという年があったが、このまま梅雨入りすると、その記録を更新することも考えられる。

これまでで一番遅かった梅雨入りが、関東・甲信地方で6月22日。

天気を改めて見てみると、晴れる日が続いていくが、16日ぐらいから天気は崩れ、翌週は曇りや雨の日が続いているため、梅雨入りは今週末あたりだとみられる。

22日になると過去最も遅い日のタイ記録になるが、梅雨入りは「雨が強まる時期ですから気を付けてください」というメッセージを伝える狙いもあるため、早めに判断が出ると予想される。

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