滋賀・大津市で、保護司の新庄博志さん(60)が自宅で殺害された事件。

10日午前8時半、容疑者の身柄が検察に送られた。殺人の疑いで逮捕されたのは、飯塚紘平容疑者(35)。6年前に起こした強盗事件で保護観察の対象となり、保護司として立ち直りを支援していたのが新庄さんだった。

飯塚容疑者のものとみられるSNSには、「やっぱり保護って言葉は要注意ワード。」「保護室、保護観察とか~。全然保護しない。」などの保護観察への不満とみられる投稿があった。さらには、殺人を肯定するかのような投稿も。

また、SNSには勤め先への不満をつづった、手書きの文書も投稿され、その最後には飯塚紘平と署名もしてあった。

FNNは、新庄さんに頼まれ、飯塚容疑者に建築関係の仕事を紹介したという男性に話を聞くことができた。仕事を紹介した人は「建設会社を紹介した。(飯塚容疑者は)神経質なタイプという気がした。辞めてきたということを、新庄さんから聞きました。『自分に対する評価が納得できない』ということでした」と話した。

この男性から紹介された仕事を、飯塚容疑者は2カ月ほどで辞めてしまったという。

警察の調べに、「私はやっていません」と容疑を否認しているという飯塚容疑者。

警察は、就労トラブルについても調べている。

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