突然車の前に飛び出す“ひょっこり自転車”。新たに入手した映像から、この自転車が“ひょっこり”する基準が見えてきた。

「悪びれた感じなく」自転車があおり運転

今、千葉県の各地で目撃されているのが、対向車線に車が来るたびに、その前に飛び出す“ひょっこり自転車”。

対向車線に車が来るたびに、その前に飛び出す“ひょっこり自転車”(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
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自転車が“ひょっこり”現れるたびに対向車は急ブレーキ。一歩間違えば、事故につながりかねない、自転車による危険なあおり運転だ。

しかし、対向車線に車が来てもひょっこりしたり、しなかったり。どういう基準でひょっこりしているのか。

後ろから目撃した車のドライバーは「悪びれた感じはなくて、いかにもわざとやっていますって感じですね。周りを気にせず」と、ひょっこり自転車の身勝手さに怒りをあらわにした。

さらに、柏市で目撃された際の映像では、車の前に繰り返し飛び出しながらも、飛び出さない瞬間があることが分かる。

自分の安全だけは確保

どういった基準で“ひょっこり”行為をしているのか。

交通事故鑑定人の中島博史さんは、「自分が事故にならない範囲でできる限り、対向車に対して妨害をしようとしているように見えた。自分の身に危害が及ばなければいいという、非常に身勝手な行動を取っている」と話す。

無謀に見えて、自分の安全だけは確保していた「ひょっこり自転車」。同様の行為で、過去に実刑判決が言い渡された事もある。警察は、今回のひょっこり自転車について捜査を進めている。
(「イット!」 4月15日放送より)

情報提供は、柏警察署(04-7148-0110)または「イット!」のウェブサイトまで。

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