東京・北区で6月8日未明、男性が車にひき逃げされて死亡する事件があり、警視庁はその後、現場に現れた男が「気が動転して逃げた」と話していることから、詳しい経緯を調べています。

8日午前0時20分ごろ、北区東田端の路上で「歩行者と車のひき逃げです」と目撃者から通報がありました。

近くの防犯カメラには50代の男性が道路を横断中に車にはねられ、車がそのまま逃走する様子が映っていたということです。男性は胸から血を流して病院に搬送されましたが、まもなく死亡しました。

警視庁によりますと、約1時間後に40代の男がタクシーに乗って現場に現れ、警察官に「気が動転して逃げてしまった。お酒を飲んでいた。この事故は私です」と話して出頭してきたということです。

また、フロントガラスなど前方が大破した軽自動車も見つかっていて、警視庁は男から事情を聴くとともに、詳しい状況を調べています。

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