世界遺産登録を目指す新潟・佐渡市の「佐渡島の金山」について、ユネスコの諮問機関であるイコモスが追加情報を求める「情報照会」を勧告しました。
「佐渡島の金山」について、ユネスコの諮問機関であるイコモスは、世界遺産登録に値する価値があるとした一方で、江戸時代より後の証拠が大部分を占める一部の地区を除く修正を行うことなど、3つの要請をしました。
このほか、遺産全体の歴史を説明する施設を整えることなども求められています。
6日の会見で文化庁は「新潟・佐渡市と連携し、イコモス勧告への対応について検討していきたい」としています。
文化庁は、同様の勧告を受けても登録が決まったケースが多くあることから、引き続き、インドで7月に開かれるユネスコの世界遺産委員会で登録を目指すとしています。
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