北海道札幌市北区で男性をはねて死亡させたひき逃げ事件で、過失運転致死などの罪に問われている男の裁判が6月5日開かれ、札幌地裁は一部無罪の判決を言い渡しました。

 起訴状などによりますと浜岡卓被告(48)は2023年7月、札幌市北区の交差点で横たわっていた30代の男性を軽乗用車ではねて死亡させ、逃走したとして過失運転致死とひき逃げの罪に問われています。

 札幌地裁は5日、「実験結果をふまえても被害者を発見できなかった可能性は否定できない」として過失運転致死の罪について無罪を言い渡しました。

 一方、「人だったらどうしようと怖くなった」にも関わらず、「状況を一切確認せず立ち去った」として懲役8か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。