警察の内部資料を漏えいした疑いで逮捕された、鹿児島県警察本部の前の生活安全部長が、県警本部長をトップとする警察組織の不正を訴えました。
鹿児島県警の前生活安全部長・本田尚志容疑者(60)は、警察情報を第三者に漏らした疑いで、5月31日に逮捕されています。
6月5日は、本田容疑者の弁護士が、本田容疑者を勾留する理由の説明を裁判所に求めました。
この場で本田容疑者は“自身が流出させた情報は、現職警察官の不祥事をまとめた資料だった”と明らかにし、“鹿児島県警の野川明輝本部長がその隠蔽(いんぺい)を図った”と訴えました。
一方、野川本部長は5日の県議会で新たな発言はせず、報道陣の取材にも無言を貫きました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。