豪雨や台風などによる風水害への備えです。
市町村が避難指示を発表するために必要な助言をする岩手県の対策支援チームの訓練が、6月5日に岩手県盛岡市で行われました。

5日の訓練には県や盛岡地方気象台の職員などで構成される風水害対策支援チームのメンバーなど約14人が参加しました。

支援チームは2016年の台風10号による災害をきっかけに設置され、市町村が避難指示を出すうえで的確な判断ができるよう助言をします。

訓練の様子はオンラインで公開され、県内18の市町村の防災担当者が見学しました。

訓練は県内に台風が接近し土砂災害警戒情報などが発表される恐れがあるという設定で行われ、担当者が市町村に対し避難指示の発表などについて助言をしました。

県防災課 駿河芳典防災危機管理監
「県だけでは住民にしっかり避難の声を届ける事ができない可能性がある。実際の場面を想像してもらう事ができたと思う」

訓練では台風が通過した後の河川の増水や氾濫への注意喚起なども行われ、参加した人は市町村へ助言をするめの情報収集や手順について確認していました。

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