(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時40分現在

◆きょう5日(水)の気温
 全道的に、季節外れの肌寒さです。
 札幌の最高気温は13.4℃で、平年より7℃以上も低く、
 6月としては6年ぶりの低温でした。
 宗谷地方やオホーツク海側は最高気温も1桁で、
 猿払村は8.4℃までしか上がりませんでした。

◆今夜5日(水)~あす6日(木)の雨雲
 きょう5日(水)は、日中も冷たい雨が降ったりやんだりで、
 大気の不安定な状態が続きました。
 今夜も、太平洋側を中心に雨が降るでしょう。
 日付が変わると、いったん、雨はやみますが、
 昼前から、再び、雨雲がかかる所が多くなりそうです。
 降る量は、多くありませんが、傘がないと、衣服がしっとりと濡れてしまいそうです。

◆あす6日(木)の天気・気温
 西部は午前中、東部は午後に、雨雲がかかりやすくなるでしょう。
 所々で、にわか雨がありそうです。
 外出は、雨具を持ち歩いた方がいいでしょう。
 最高気温は、全道的に20℃に届かず、肌寒さも続きそうです。
 一時的に、風が強まる所もありそうです。

◆あす6日(木)の札幌
 YOSAKOIソーラン祭りが開幕していますが、
 2日目も、午前中は雨の可能性があります。
 出かける方は、雨具と上着を忘れないようにしましょう。
 最高気温は16℃で、6月らしくない低温で、
 夜の演舞が行われるころは、13℃前後です。

◆傘を持つマナー
 地面と平行に持つ“横持ち”は、傘の先端が、ちょうど子どもさんの顔の位置になります。
 歩くときに手を振ると、ケガをさせてしまう可能性がありますので、大変危険です。
 特に、階段を昇るときは、子どもにかかわらず、後ろを歩く大人の目線にもなります。
 また、自転車の“傘さし運転”は、交通違反です。
 5万円以下の罰金など、厳しい罰則もありますし、何より危ないですので止めましょう。
 
◆札幌の10日間予報 6日(木)~15日(土) 
 6日(木)から週末にかけては、気温が上昇し、
 8日(土)の予想最高気温は28℃で、今年一番の高温です。
 YOSAKOIソーラン祭りや北大祭は、暑さの中での開催となりそうです。
 来週前半は、低気圧が通過し、雨予報に変わる可能性があります。

◆全道の週間予報 6日(木)~12日(水) 
 6日(木)から週明けにかけて、全道的に晴天が続きそうです。
 週末は気温が上がり、内陸部では30℃を超えるかもしれません。
 まだ体が暑さに慣れていませんので、日中は熱中症にも気を付けましょう。
 

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