海外から輸入した大型の機械を使い、和歌山市内で大麻リキッドを製造した疑いで、37歳の男が逮捕されていたことがわかりました。

■倉庫で大麻成分を製造した疑い

堺市で建築会社を経営する中山竜馬容疑者(37)は、去年4月から7月にかけて和歌山市内の倉庫で大麻成分を製造した疑いがもたれています。

■海外から輸入した加熱、冷却、蒸留に必要な機械

近畿厚生局麻薬取締部によると、中山容疑者は海外から輸入した機械を使って大麻リキッドを製造していたということで、原料を加熱、冷却した後、蒸留する過程で必要となる一連の機械が押収されています。

また、中山容疑者は、おととし8月から9月の間、大量の大麻リキッドをアメリカから営利目的で輸入しようとした疑いでも逮捕され、一部についてはすでに起訴されています。

■末端価格 計1億6000万円

中山容疑者は、大麻リキッドを健康器具のパッケージなどに入れて、知人などに宛てて郵送していて、末端価格はあわせて1億6000万円相当に上るということです。

麻薬取締部は中山容疑者の認否を明らかにしていません。

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