30日夜、酒田市で建物の壁が焼ける火事があり、放火の疑いで27歳の男が逮捕された。この男は市消防団の副分団長を務めていて、警察は一連の不審火との関連についても慎重に調べている。

非現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、酒田市北新町の会社員・田賀一稀容疑者(27)。
30日午後7時10分ごろ、酒田市南新町・日和山公園内の集会施設「酒田市公園会館」から火が出ているのを、近くを通りかかった男性が見つけ消防に通報した。
この火事で、木造平屋建ての建物の外壁の一部が焼けた。この建物は4月から休館中で人はおらず、けがをした人はいなかった。

警察によると、田賀容疑者はライターなどを使って火をつけたとみられていて、警察の調べに対し、容疑を認めているという。
田賀容疑者は、酒田市消防団の副分団長を務めているという。

今回の現場の周辺では、4月下旬から計6件の不審火が相次いでいて、警察が関連についても慎重に調べている。

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