建設が進む大阪・関西万博の会場=大阪市此花区で2024年3月11日、久田宏撮影

 2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は30日、建設工事が進む夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)の会場予定地で、6~10月に一般向けの見学ツアーを開催すると発表した。日本旅行との共催で、6月1日午前10時から同社専用サイトで応募を受け付ける。

 参加者は会場のシンボルで1周2キロとなる大屋根「リング」(高さ12~20メートル、幅30メートル)の上から景観を楽しめるほか、バスの車窓から工事の様子を見学できる。6~10月の最終日曜(8月は第1日曜も)に1日6回実施。定員は各回25人で計900人。先着順で、個人のほかグループでの応募も可。参加費は1人1000円。

 協会の石毛博行事務総長は「現地で建設状況や建築物の魅力を実感、体感してもらえれば」と話している。【藤河匠】

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