福岡県内で、「溶連菌感染症」の一種が19週連続で警報レベルとなっていることが分かりました。

また、マダニが媒介する感染症で北九州市の80代の女性が亡くなっています。

県によりますと、5月20日から26日の1週間に報告された「溶連菌感染症」の一種「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」の感染者数は、1医療機関あたりの平均で8.81人で、前週に報告された全国平均の約2倍となりました。

子供が発症しやすく、発熱や「のど」の痛み、赤い発疹などの症状があり、飛沫や接触を介して広がります。

県では19週連続の「警報レベル」で、例年を大きく上回るペースで感染者が増えています。

さらに、県内ではマダニの媒介で新たに2人が重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染し、このうち北九州市小倉南区の80代の女性が5月20日に亡くなったということです。

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