受注した工事がなくなったと勤務先の会社に嘘の報告をして自らその工事を行い、工事代金として約71万円を受け取って会社に損害を与えたとして、電気設備工事会社の仙台営業所所長だった男が逮捕されました。

背任の疑いで逮捕されたのは、仙台市泉区に住む自営業の男(39)です。警察によりますと、男は2021年10月上旬、受注していた建物の新築工事に伴う電気設備工事がなくなったと本社の職員に嘘の報告をしました。その上で、男はおととし1月、2週間ほどかけて自ら工事を行い、発注した会社から工事代金71万5000円を現金で受け取り、勤務していた会社に損害を与えた疑いが持たれています。
工事を発注した会社が、男の勤務先に工事に関する問い合わせをしたことで事件が発覚しました。
警察の調べに対して、男は「工事がなくなったと言ったかどうかはっきりしないが、会社に損害を与えました」と話しているということです。警察は余罪を含めて、事件について捜査しています。

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