梅雨時期を前に県警は豪雨災害を想定した訓練を行い、警察官およそ100人が緊急時の対応を確認しました。

「よーいスタート」

県警本部などで行われた図上訓練には、豪雨により県内の複数の自治体で土砂崩れなどの被害が発生し、死傷者が出たという想定で実施されました。

県警では2018年の西日本豪雨で被害を受けたあと導入したシステムで、災害情報を共有しています。
29日の訓練では役割ごとに20の班に分かれ、行方不明者を捜索するための機動隊員の現場派遣や県外の警察への応援要請などの手順を確認しました。

【県警危機管理課課長補佐・甲斐陽一警部】
「全国で土砂災害警戒区域が広島県は最多。災害には比較的弱いという特徴がありますので、対策本部員がスムーズに効果的に機能することでより多くの命を助けたいと考えております」

県警は、訓練での課題を検証し雨の季節に備えることにしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。