岩手県全体の東日本大震災からの復興について、6割以上の人が「進んでいる」「やや進んでいる」と感じていることが県の調査で分かりました。
これは5月28日の復興推進本部会議で発表されました。
県では2024年1月から2月にかけて、県内の18歳以上の男女5000人を対象にアンケート調査を行いました。
その結果、震災からの県全体の復旧・復興について「進んでいる」「やや進んでいる」と感じると答えた人は、2023年から1.6%増え、62.7%でした。
このうち沿岸12の市町村で県全体の復旧・復興が「進んでいる」「やや進んでいる」と感じると答えた人は、2023年から5.7%増え72.7%と、初めて7割を超えました。
また、東日本大震災の風化について「進んでいる」「やや進んでいる」と感じると答えた人は、2023年から2.4%減り49.9%でした。
アンケート結果を受け達増知事は「地元の底力と様々なつながりの力を高めて、希望に向かって力強く進んでいきたい」としています。
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