東海3県は28日、各地で大雨となっていて、岐阜県下呂市の飛騨川が氾濫危険水位を超えました。

 岐阜県では、下呂市萩原で24時間雨量が223.5ミリとなるなど、各地で5月の観測史上最大となる雨を観測しました。

 午後6時半現在、飛騨川の水位が上がり続けていて、下呂市萩原町の上呂では、避難指示を発令する目安となる「警戒レベル4」相当の氾濫危険水位を超えました。

 雨は、夕方の時間帯がピークとみられていますが、愛知県と岐阜県では夜遅くにかけて線状降水帯が発生して、災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

 現在、岐阜県の多くの地域に大雨警報や洪水警報が出されていて、引き続き低い土地の浸水や土砂災害などに注意・警戒が必要です。

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