宮崎県内は、27日夜から28日午前中にかけ、大雨となりました。この影響で、県内を走るJRの一部区間が運転見合わせとなっています。

県内は、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気が不安定となっていて、局地的に非常に激しい雨が降りました。

26日の降り始めからの雨量は、日南市深瀬で298ミリ、えびの高原で281ミリ、小林市で199.5ミリ。

1時間の最大雨量は、えびの高原で55ミリ、小林市で40ミリ、日向市で35ミリなどとなっています。

この大雨で、交通機関に影響が出ています。

JR日南線は、青島駅から志布志駅の間で始発から運転を見合わせ。また、日豊本線が都城・鹿児島中央間で、吉都線も全線で運転を見合わせています。

都城市安久町の国道222号では、倒木で通行止めが発生しています。

都城土木事務所では、28日午後に倒木を撤去する予定ですが、周辺にう回路はないということです。

県内の雨はすでに峠を越えていますが、これまでの大雨で地盤の緩んでいるところもあり、引き続き土砂災害などに注意が必要です。

なお、気象庁は、宮崎県で線状降水帯が発生する恐れはなくなったと発表しました。日南市・串間市に発表されていた大雨警報は注意報に切り替わりました。

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