山菜取りで遭難が相次いでいます。27日、長野県内では70代と80代の男性2人の死亡が確認されました。

警察によりますと、長野県信濃町熊坂の山林に山菜取りに出かけた中野市の75歳男性が23日、知人との連絡を最後に行方がわからなくなっていました。

26日に親族からの届出を受け、27日早朝から警察や消防約40人体制で捜索したところ、午前10時40分頃、心肺停止の状態で倒れている男性を発見、現場で死亡が確認されました。

また、長野県飯山市の山林に山菜採りに出かけたまま行方不明になっていた長野市の83歳の男性は、27日、発見されましたが、死亡が確認されました

警察によりますと、男性は25日午前6時過ぎに家族に「鍋倉高原に山菜採りに行く」と言って家を出たまま26日朝になっても帰宅せず、午前9時過ぎに家族が警察に通報しました。

飯山市照岡地区の鍋倉山の中腹で男性の車が発見され、26日、飯山警察署員15人の他、県警ヘリも上空から捜索しましたが手がかりは無く、午後5時で26日の捜索は打ち切りました。

警察は27日朝から捜索を再開、午前11時前、男性を発見しましたが、その場で死亡が確認されました。

男性は沢で倒れていた状態で見つかり、滑落したとみられます。

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