秋田県能代市の30代の男性が、恋愛感情を抱かせて投資などを持ち掛ける「ロマンス詐欺」の被害に遭い、暗号資産と現金計175万円をだまし取られた。
能代市に住む30代の男性は1月、マッチングアプリで知り合った女性から「投資話に興味がありますか。私が教えます」などというメッセージが届き、無料通信アプリ・LINEで連絡を取り合うようになった。
すると、暗号資産を取引する正規と架空のサイトを勧められ、利用できるよう登録した。
男性はまず架空のサイトに現金5万円を入金し、相手の指示通り取引を進めると暗号資産がかなり増えていた。
「もっと増やしたければ次は正規のサイトで取引を」と相手から指示され、3回にわたり現金170万円を送金し暗号資産を購入した。
その後、再び指示を受け、暗号資産170万円分を架空のサイトに移して引き落とそうとした際に「税金がかかる」と相手から言われ、不審に思った男性が弁護士に相談した。
しかし捜査機関の対応が必要になり、26日に警察に相談したところ、被害が明らかになったという。
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