北朝鮮は海上保安庁に対し、27日から6月4日の間に「人工衛星」を打ち上げると通報した。
これを受け、岸田首相は、情報の収集、分析などにあたるよう総理指示を発表した。
海上保安庁によると27日未明、北朝鮮から27日午前0時から6月4日午前0時までの間に“人工衛星のロケット”を打ち上げると通報があったという。
打ち上げにともない、部品などが落下する可能性がある海域として、中国と朝鮮半島の間にある黄海、東シナ海、フィリピンのルソン島の東を示していて、打ち上げが成功した場合は、沖縄県の先島諸島付近の上空を通過する可能性がある。
岸田首相は午前2時前に、関係省庁に情報の収集、分析に万全を期し、国民への情報提供を行うよう総理指示を発表した。
さらに、アメリカや韓国などと連携し、北朝鮮が発射を行わないよう強く中止を求めるとしている。
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