和歌山県の岸本周平知事

岸田文雄首相が訪れた和歌山市の演説会場に爆発物が投げ込まれた事件から1年となった15日、岸本周平和歌山県知事は定例記者会見で「民主主義では暴力で選挙を妨害することはあってはならない。今も強い抗議の思いがある」と述べた。

岸本氏は「事件には大変な衝撃を受けた。今後もそのようなことがあってはならない」と強調。和歌山県警に対し「首長選挙、国政選挙もありますし、しっかりと警備を」と要望し、「模倣犯が出ないように国としても議論を深めていただきたい」と述べた。

事件では爆発物を投げ込んだとして、木村隆二被告(25)が殺人未遂や爆発物取締罰則違反など5つの罪で起訴されている。

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