神奈川県警は警察署内の取調室で覚醒剤を所持した疑いで逮捕した男性について、覚醒剤は別の事件の容疑者が隠したもので、誤認逮捕だったと発表した。
会社員の40歳の男性は今年2月、平塚警察署内で覚醒剤を所持した疑いで逮捕された。
警察によると男性は覚醒剤を使用した疑いで取り調べを受けていて、尿検査を終えて取調室に戻った際、足元に覚醒剤の入った袋が落ちていたという。
その後、男性の尿から覚醒剤の陽性反応が出たため覚醒剤の使用容疑で逮捕し、その後、所持の疑いで再逮捕したが、実際は男性が取り調べを受けるおよそ50日前に別の事件の容疑者が机と壁の間に隠していたものだったことが判明した。
神奈川県警は「適正捜査を徹底し、再発防止に努めます」とコメントしている。
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